トロントの生活事情【ホームレスについて】
トロントの生活情報についての書かれたブログはたくさんありますが、
今回はあまり書かれていないホームレスをテーマにしたいと思います。
トロントで生活していると一日に一人は間違いなくホームレスの方を見かけます。
私自身、大阪市の出身なのでホームレスの人を見かけてもそれほど驚きはないのですが、唯一違う点がこっちのホームレスの方はお金ももらうことに対して超アグレシッブです。笑
初めての時はかなりびっくりすると思うので、対処法をお教えします。
地蔵タイプ
交差点やティムホートンの前に座り、お金をくださいと書いたダンボールを持っているタイプ。犬や猫を連れている場合もあり、動物好きの方はかわいそうな気持ちになるかもしれません。
このタイプの方は基本的に何もしてこないのでスルーしていれば大丈夫ですが、
あなたに声をかけてきた場合、無視すると"You're an asshole!!"など罵られることもあるので"Sorry"とでも言って去りましょう。笑
恩着せタイプ
ティムホートンなどのカフェの前に立ち、頼んでもないのに扉を開けてくれます。
そのまま過ぎ去ろうとすると"Have a nice day!" と声をかけてきたりとにかく良心に訴えてくる手法をとってきます。
中にはズボラなタイプがいて扉をおさえつけて開けっ放しにする方や、車椅子の方用の押すと扉が開くボタンを押すだけのタイプの方もいます。
とりあえず"Thank you"と言ってあなたの良心が痛まないようにしましょう。笑
電車徘徊タイプ
どうやって電車に乗ってるのかわかりませんが、車両にいる全員に話しかけお金をせびるのがこのタイプの方です。
狸寝入りしてると起こしてまで要求してきます。笑
一通り、聞き終わると次の駅で降りるので、
お金持ってないと言ってあしらいましょう。
カナダの人たちの対応
それでは実際、カナダの人たちはどうしてるのでしょうか?
実は結構多くの方が持っている小銭をあげているのを見かけます。
カナダとアメリカのホームレスに対して人々の対応について次のような実験動画もあります。
How The Homeless are Treated in Canada VS. America (Social Experiment)
実際、語学学校の先生の体験談ですが、
ある夏の日にひどく酔っ払って道端で眠ってしまったところ、
被っていた帽子がうまい具合にひっくり返ってその先生の前にあり、
朝目覚めた時にはかなりの金額の小銭が帽子の中に入っていたそう笑
これだけでもカナディアンの優しさというかおおらかさを感じられます。
ただ、お金を恵んでも結局お酒やタバコ、マリファナなどの購入に使われるだけだからあげない方がいいという意見もあり、
頻繁に遭遇する人に一度あげてしまうとたかられるなんて話も聞きます。
なので、もしお金を渡す時はその辺だけ注意しましょう。