【カナダ】ホームステイの実態について【理想と現実】
トロントに来る日本人の多くは初めの1ヶ月〜3ヶ月ほどホームステイで過ごして、
その後シェアハウスに引っ越すってのが定番かと思います。
日本を出発する前はホームステイに対して色々なイメージが膨らんでるかと思いますが、1年以上、2軒のホームステイを経験して感じたことを書いていければと思います。
ホストファミリーのバックグラウンドについて
カナダでのホームステイと聞いて大体の日本人の方は白人の家族で子供がいて大きなキッチンとダイニングルームがある家を想像するのではないでしょうか?
ですが、移民の国であるカナダの中でもNY以上に多民族都市と言われるトロントにおいてはそうとは限りません。
体感的にホストファミリーの大半はフィリピン系か中国系のホストファミリーが多く、
また子供達がすでに独り立ちして部屋が空いたからホームステイをしていると言うパターンも多くイメージとは全く違うホストファミリーが多いです。
移民の方も多いため、家族間の会話は英語では無く、母国語で会話することも多く、
想像していたほど英語環境に浸れないことも、、、
食事について
食事についても夕食はみんなでテーブルを囲んで大皿に盛られた料理をシェアするイメージするんじゃないでしょうか?
初めのホームステイ先では大半はコストコで買って来たチキンと缶詰のコーンがさらに盛られて冷蔵庫に置いてあって各々で食べる感じでした、、、
日本人に比べると食べ物に関する関心が非常に低くレパートリーもあまりなく、味もそんなにな家が多いです、、、
昼食についてもかなり質素なものが多く大半はサンドイッチです、、、
お弁当を用意してくれるホストファミリーは稀で、してくれたとしても夕食の残りとかが多いです。
入浴について
基本的にはバスタブがない、あっても非常に浅いバスタブしかない家が多いです。
またお湯も各々の家にタンクがありそこから使うので自分の順番が回って来た頃には水しか出ないなんてこともあります。
他の留学生とのトラブル
またホームステイ先によっては色々な国から生徒を受け入れている家もあります。
どこの国出身かは関係なく、わがまま放題育てられて来たであろう留学生は全く家のルールを守りません、、、笑
その辺、学生側もホームステイ先を選ぶことができないのと同じようにホストファミリー側も受け入れる生徒を選ぶことはできないのでトラブルはちょくちょくあります。
家が遠い
ホームステイを受け入れている家庭の多くは郊外に住んでいることが多く、家からダウンタウンまで電車とバスで1時間かかるなんて場合もあります。
当たりを引ければラッキー
ここまで悪いことばかり書いて来ましたが当たりを引ければ、家族と一緒に食事や出かけたり、週末は BBQしたりなんて楽しい生活も待っています。
これからトロントでの留学、ワーキングホリデーを検討されてる方でホームステイをしようと思っている方には以下のことをオススメします。
・過剰に期待しすぎない。
一番大事なことです。笑
・ホームステイ先を選べるエージェントを利用する、またはネットで自分で探す。
多くのエージェントは空いてるホストファミリーのところに学生を放り込むパターンが多いです。
ホームステイ先をバックグラウンドで選んだりするのは差別に当たるので良くないですが、学校までの距離や環境くらいは選べるようなら選びましょう。
特に夏の時期はトロントに来る学生が多いので競争が激しくなりますのでご注意を。
・最初から長い期間で契約しない
ハズレを引いた時にすでに支払いを終えていると地獄です。笑
またホストファミリーも長くいて欲しい生徒には値引きをしてくれたりもするので、
最初から長期で契約はやめときましょう。
以上、皆さんがより良い条件のホームステイができるよう参考になれば嬉しいです。